情報理工学科の高橋浩准教授がIEEE(米国電気電子学会)より、2014年1月1日付でFellowの称号を授与されました。IEEEのFellowの称号は、当該の分野で著名な業績を挙げ比類のない経験と知見を獲得したという事実に基づいて審査の上授与されるもので、最上級の会員グレードです。
今回の授与理由は AWG(arrayed-waveguide grating)波長フィルタの研究と実用化に対する貢献です。このフィルタは光集積回路技術を用いて作製されるもので、波長多重光通信において波長の異なる多数の光信号を一括して分離する光学素子です。これを用いることで、従来と比較して伝送速度が約100倍の光通信が可能となるため、現在世界中の光通信システムで利用されています。
受賞者: 高橋浩(理工学部 情報理工学科 准教授)
授与団体: IEEE ( The Institute of Electrical and Electronics Engineers )
授与称号: Fellow
授与日: 2014年1月1日
授与理由: for contribution of arrayed-waveguide gratings
参考: IEEEのFellowウェブサイト
http://www.ieee.org/membership_services/membership/fellows/DF_IEEE_MIG_MCT_73466
今回の受賞については、本学公式HPキャンパスインフォメーション欄にも掲載されています。