理工学部物質生命理工学科の陸川政弘教授が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業」に採択されました。
■研究課題:「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業/普及拡大化基盤技術開発/MEA性能創出技術開発」
■研究期間:2018年4月1日~2020年2月29日
■研究概要:2025年頃に投入される燃料電池自動車において、発電性能を現行比で10倍程度向上させる技術、触媒の貴金属使用量を低減させる技術、商用車への適用拡大、さらには船舶や鉄道を含む輸送分野への展開を見据えた研究開発を行う。本プロジェクトでは、主に燃料電池における膜電極接合体(MEA)中の物質輸送性を解析することで、電解質材料(電解質膜と触媒層アイオノマー)の化学構造または高次構造と物質輸送性の関係を明らかにする。それにより、MEAの構成条件(膜厚、成膜方法、触媒層作製条件、インク作製条件、塗布条件、乾燥条件、後処理など)明らかにし、その技術を産業界に展開する。
■研究担当者(所属・職位・氏名):理工学部物質生命理工学科 教授 陸川 政弘
・上智大学教員教育研究情報データベースはこちら
・関連する研究シーズ集はこちら
◇詳細はNEDOのホームページをご参照ください
URLアドレスhttp://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100092.html
なお、こちらのニュースは上智大学HPにも掲載されています。