本学の協定校である香港中文大學の教員で、海外招聘客員教授として本学に在籍しているトニー・シン教授が、このたび画期的な糖尿病治療の新薬開発に成功しました。この研究成果は、ドイツ化学会誌Angewandte Chemie誌に掲載されたほか、香港でも大きな話題となっており、 有力新聞など現地メディアにて多数紹介されています。
現在シン教授は、理工学部物質生命理工学科の臼杵豊展准教授の研究室にて、生物活性天然有機化合物や有機合成化学に関する研究を行っています。
海外招聘客員教授制度は、本学の国際性をさらに高め、世界に並び立つ大学を目指すために2005年度に設立されました。 招聘教員は外国語で行う授業、セミナー、ワークショップ等を通して学生・教員と交流を深め、本学の教育研究活動に協力しています。
なお、こちらの受賞は上智大学HPにも掲載されています。