理工学研究科理工学専攻(生物科学領域)博士後期課程2年の金澤宏樹さんが、平成28年度笹川科学研究助成の助成対象者に選ばれました。その決定通知書を受け取る研究奨励の会が、4月22日港区赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で行われ、金澤さんは化学系部門の採択者42人の代表として通知書を受け取りました。
笹川科学研究助成は、公益財団法人日本科学協会が実施する事業で、日本財団の助成金を受けて、若手研究者を中心に優れた科学研究を格段に発展させるため、科学研究の将来を担う人材の育成とその研究を奨励するもの。対象となる研究は、「一般科学研究」と「海洋・船舶科学研究」の<学術研究部門>と<実践研究部門>。
大学院生以上の能力を有する35歳以下の若手研究者および現場における専門的立場にある者が対象で、今回1,542名の応募者の中から324名が採択されました。
金澤さんは、「真核生物リボソームRNAを標的とした原虫・真菌感染症および遺伝子疾患治療薬のStructure-Based Design」という研究課題で、60万円の助成を受けることとなり、10月に研究中間報告、来年2月に研究最終報告を行います。
なお、この採択については本学HPの総合ニュースにも掲載されています。