menu close
MENU

教員紹介

上智大学理工学部

黒江 晴彦
黒江 晴彦

クロエ ハルヒコ

  • 職位
    准教授
  • 主な研究テーマ
    量子スピン系、強相関系の実験的研究
  • プロフィール

    2018年度~:文部科学省科学研究費補助金 (基盤研究(B),研究分担者) “超安定パルス磁場を用いた強磁場NMRとラマン分光” (課題番号:18H01163)
    2016年度~:文部科学省科学研究費補助金 (基盤研究(C)) “マルチフェロイック物質の磁化プラトーに対する不純部効果” (課題番号:16K05420)
    2012年度~:文部科学省科学研究費補助金 (基盤研究(C)) “スピン・マルチプレットの磁気光散乱を用いた磁性研究” (課題番号:22540350)
    2003~2005年度:文部省科学研究費補助金 (奨励研究 (A)) “多重極限下に置かれた Mn 酸化物の光物性” (課題番号 15740223)
    2002年度:財団法人材料科学技術振興財団平成14年度助成研究 “Mn 酸化物の強磁場下光物性”
    2001年度:財団法人材料科学技術振興財団平成13年度助成研究 “光散乱による Mn 酸化物の電子、格子、スピン状態の研究” 採択
    1998~1999年度:文部省科学研究費補助金 (奨励研究 (A)) “スピンギャップ系の光散乱” 採択 (課題番号 10740179)
    1997年4月:上智大学理工学部助手に就任
    1997年3月:上智大学大学院理工学研究科物理学専攻に学位論文 “Optical and Thermal Properties in the Inorganic Spin-Peierls Systems” を提出。博士(理学)を取得。
    1994~1996年度:文部省科学研究費補助金(特別研究員奨励費)”スピンパイエルス系物質とカーボンクラスターの相転移の研究” 採択 (受付番号 4096)
    1994~1996年度:日本学術振興会特別研究員 (DC1)研究:
    12 T までの強磁場下での光散乱測定システムを開発し、
    Mn 酸化物や spin ギャップ系の光散乱測定を行っている。
    また、数値計算によりスピン・ギャップ系の磁気比熱を計算し、
    光の準弾性散乱から測定された磁気比熱との比較を行った。
    スピン・ギャップ系の帯磁率のデータを他研究者に提供している。教育:
    大学学部学生向けにデジタル回路、ホール効果測定、
    比熱測定などの多種にわたる学生実験教材を開発し、
    学生実験に活用している。現在の担当:
    基礎物理実験(振動、弾性、直線電流の作る磁場)、
    実験Ⅱ(比熱の温度変化)(研究テーマ)
    スピン・マルチプレットの磁気光散乱を用いた磁性研究
    多重極限下に置かれた Mn 酸化物の光物性
    マグノンBEC状態におけるラマンスペクトル
    多重極限下のスピン・ギャップ系の光学的性質
    Mn酸化物の光学的性質
    マルチフェロイック物質の磁化プラトーに対する不純部効果

  • 学位

    理学士(上智大学),修士(理学)(上智大学),博士(理学)(上智大学)

  • 研究キーワード

    多重極限環境 ,ラマン散乱,光触媒材料,金属絶縁体転移,光散乱,量子スピン系,ボーズアインシュタイン凝縮,スピン・パイエルス転移,高圧物性,スピン・マルチプレット

  • 研究紹介

    固体物理学の実験的な研究を行ってます。光と物質の間に働く量子力学的な相互作用を織りなす様々な物理現象に興味を持ち、多重極限下(低温・高圧力・強磁場・強電場等が同時に印加された環境)でそれがどの様に変化するかを研究しています。最近は液体ヘリウムが高くなったので、室温で起こる物理現象(例えば光触媒効果を起こす材料)の研究にシフトしてきてます。