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教員紹介

上智大学理工学部

木川田 喜一
木川田 喜一

キカワダ ヨシカズ

  • 職位
    教授
  • 主な研究テーマ
    化学的手法による火山活動モニタリング、エアロゾル・大気沈着物による大気動態解析
  • プロフィール

    <2021年度担当授業> 学生実験:物質生命理工学実験A(物質生命理工学科) 講義科目:地球科学(理工学部共通),環境分析化学(物質生命理工学科),無機化学特論[地球化学](理工学専攻),先端工業化学と地球環境科学(全学共通科目,コーディネーター) <研究の概要> (1)草津白根火山および霧島火山をモデルに,火山地域における物質循環システムの解明と化学的火山観測に取り組んでいる. (2)大気降下物中に含まれる微量元素ならびに放射性同位元素を指標に,国内大気環境動態の解析を行っている. (3)天然水および鉱工業排水の現場水質分析手法の開発を行っている. <研究・教育のポリシー> 卒業研究指導学生を対象に,研究テーマにかかわらずフィールドワーク(地球化学的現地調査)を年に数回実施している.これは机上の学問,理論に偏った研究を避けるべく,現地での観察事実が如何に重要かをフィールドにて教育するためのものであり,自然観察力を養うのに大きく役立つものである.
    (研究テーマ) 草津白根火山地域および霧島硫黄山の地球化学的研究 火山地域における微量元素の物質循環に関する研究 エアロゾルを対象とした国内大気環境動態評価

  • 学位

    理学士(上智大学),理学修士(上智大学),博士(理学)(上智大学)

  • 研究キーワード

    活動的火山火山熱水系温泉ヒ素ランタノイド環境動態環境放射能エアロゾル

  • 研究紹介

    熱水卓越型火山における高確度な火山活動評価(噴火予知・活動レベルの現状理解)を目指して、化学的(物質科学的)火山活動モニタリング手法の開発とその実践に取り組んでいます。例えば、火山ガス、温泉、火口湖などの化学組成の変動から火山熱水系の状態変化を捉え、火山活動の現状評価と将来予測を行っています。また、噴火に伴う大気環境の悪化や河川の汚濁など、火山活動が環境に与える影響の定量的評価も行っています。