フユツキ セバ
2004/10-2007/3 東京工業大学 21紀COE プロジェクト、RA
2008/4-2008/7 東京工業大学 大学院総合理工学研究科、特別研究員
2008/8-2010/9 学術振興会(東京工業大学 所属)、外国人特別研究員
2010/10-2011/9 東京工業大学 大学院総合理工学研究科、産学官連帯研究員
2011/10-2012/9 東京工業大学 大学院地球惑星専攻、次世代研究開発支援プログラム研究員
2012/9-2014/3 上智大学 理工学部 物質生命理工学科、理工学部講師(嘱託)
2014/4-2017/3 上智大学 理工学部 物質生命理工学科、助教
2017/4- 上智大学 理工学部 物質生命理工学科、准教授
私の研究室の主なテーマは、大気中における化学変化と大気の進化や変化である。具体的には、分子同士の反応と分子と光の反応が大気に与える影響、生命の誕生や進化と地球化学の関係性、および大気圏と地球の関係性を調べている。近未来人工衛星による系外惑星の測定が可能になったことで、これまで不可能であった大気の観測が可能になり、大気組成の推定も可能になった。しかし、その組成分は生命が生成しているのかは明らかになっておらず、惑星化学による生成の可能性を調べる必要がある。本研究テーマを追求することにより、地球外の生命を見つけ出す手がかりを作り、人類にとってどのような意味を持つのか明らかになる。
準学士(工学)(富山工業高等専門学校),学士(理学)(金沢大学),修士(理学)(金沢大学),博士(理学)(東京工業大学)
惑星大気化学,大気化学モデル,紫外線吸収スペクトル,同位体効果
当大気化学研究室は、幅広い研究手法を駆使し、大気微量成分の連続測定、真空紫外スペクトル測定、大気光化学モデルの開発、および第一原理計算を用いた反応速度定数の推定などに取り組んでいます。これらの多様な研究手法を応用することで、初期、古代、そして現代の地球や太陽系外の惑星(系外惑星)の大気組成およびその変化について深い理解を追求しています。