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教員紹介

上智大学理工学部

炭 親良
炭 親良

スミ チカヨシ

  • 職位
    准教授
  • 主な研究テーマ
    生体医工学(超音波、電磁波計測、治療)、生体情報学、リモートセンシング、可視化情報学、 計測システム工学、電気電子回路、省エネ、環境計測
  • プロフィール

    1991年3月 学士(工学) 上智大学
    1993年3月 修士(工学) 上智大学
    1996年1月1日~1998年3月31日 日本学術振興会特別研究員PD
    1996年3月 博士(工学) 上智大学
    1997年 Visiting scholars of University of Illinois at Urbana-Champaign (USA)
    and Keele University (UK)
    1996年4月1日~1998年3月31日 上智大学客員研究員
    1998年4月1日~2008年3月31日 上智大学専任講師(電気電子工学科)
    2008年4月1日~准教授(電気電子工学科/情報理工学科)、その後、電気電子工学科は閉学科、現在、准教授(情報理工学科)
    ヒトがん病変(肝臓や乳腺等)の低侵襲的鑑別診断技法および治療手段の開発(診断と治療を短時間に実施するための臨床スタイルの確立)、非破壊検査技法の開発
     ・超音波、MR画像、OCT
     ・超音波、MR、OCT測定に基づく歪・(粘)弾性計測
     ・強力超音波(HIFU: High Intensity Focus Ultrasound)や電磁波を用いた加熱治療法
     ・治療のモニタリング技法
    生体機能計測
     ・磁場のMRやSQUID測定、電位測定に基づく電磁気物性・機能計測(脳、心、神経回路網)
     ・温度の超音波、MR、赤外線、焦電測定に基づく熱物性・機能計測 医用生体工学、通信工学、計測システム工学、可視化情報学、コヒーレント信号処理、逆問題を専門とし、ヒト、生物、様々な材料、物質、構造物を対象とした低侵襲的診断技法として、独創的に、機能や物性の非破壊的計測技法
     (1)歪テンソル・(粘)弾性の超音波、MR、OCT計測
     (2)磁場・電磁気物性のMR、SQUID計測
     (3)温度・熱物性の超音波、MR、赤外線、焦電計測 など
    を開発し、また、ヒト癌病変の治療手段として、強力超音波(HIFU: High Intensity Focus ultrasound)や電磁波を用いた加熱治療手段を開発している。
    これらは、開発したリモートセンシングセンサやアプリケータと計算機を駆使することにより実現されるものであり、独自の数理アルゴリズム(信号処理・数値解析)の開発、シミュレーション、実験を通じて開発される。
     医療機器メーカや臨床医との共同研究多数。
     大学院講義:医用画像工学、ゼミ、大学院演習IA,IB,IIA,IIB、論文指導
     学部講義:生体医工学、可視化工学、電磁気測定、基礎物理学、情報学ゼミナールIA,IB,IIA,IIB、卒業研究I,II(研究テーマ)
    ・ 超音波エコー法、MRに基づく癌病変の(粘)弾性計測・鑑別診断
    ・ 磁界ベクトル計測に基づく電磁気物性計測(SQUID、MR etc.)
    ・ 温度測定に基づく熱力学物性計測(MR、赤外線、超音波、焦電 etc.)
    ・ 強力超音波(HIFU: High Intensity Focus Ultrasound)や電磁波を用いた癌病変の加熱治療法(共同・受託研究希望テーマ)
    超音波エコー法、MR、OCTに基づく生体組織(粘)弾性率計測
    磁界ベクトル計測に基づく電磁気物性計測(MR、SQUID etc.)
    温度測定に基づく熱力学物性計測(赤外線、超音波、MR etc.)

  • 学位

    博士(工学)(上智大学)

  • 研究キーワード

    ソナーレーダーコヒーレント信号処理OCT 電磁波,透磁率磁界ベクトルMRSQUID計測誘電率導電率加熱療法(ハイパーサーミア)超音波MR計測熱伝導率熱拡散率熱容量変位ベクトル歪テンソル(粘)弾性率,ずり弾性率,ずり粘弾性率温度赤外線強力超音波環境計測: 環境リモートセンシング環境保全計測システム工学: 非破壊計測,in situ計測,省エネシステム工学: 線形・非線形システム可視化工学: 可視化技術(アナログ/デジタル),逆フィルタリング(超解像,ボケ画像復元),動きベクトル(コヒーレント信号処理),画像計測通信・ネットワーク工学: 通信信号応用媒体特性計測逆問題信号解析,数理,応用物理医用画像: 超音波核磁気共鳴/電磁気,赤外線/テラヘルツ/OCT ,医用システム: 医療(診断/治療)トータルシステム非・低侵襲/非観血 ,医用生体工学・生体材料学: 医療(3大疾患の診断と治療)医用画像/信号処理(脳,心,臓器,血流ほか)リモートセンシング/プロービング

  • 研究紹介

    本学に着任して人間医工学研究室を持って以来、力学と熱学と電磁気学とを基礎とする診断と治療との手段や健康機器の開発に取り組む。例えば、癌病変や脳神経・血行動態系疾患を対象とし、超音波エコー法に基づくin situベクトルドプラ観測法(高精度で歪観測も可)や力学再構成イメージング法(粘・弾性率や密度等の全力学物性と圧力や力学エネルギー等の全力学量)を開発しており、既に世界的に実用化された技術も多い。