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理工学部の概要

人と地球のための新時代の理工学部

上智大学理工学部では、専門を究めつつ、専門を越えて関連する分野を自在に連結させ、統合できる感性・知識・能力を備え、さらには、理系と文系といった垣根を越えて自在に思考し、現代社会が問いかける複雑な課題の解決に貢献できる能力である「複合知」を修得した人材を輩出することを目指します。理工基礎科目を充実させ、産業界の技術革新や多様化の速度に充分適応でき、かつ人間・環境支援の視点による知識・知恵を兼ね備えた「複合知」を修得できるカリキュラムを構成しています。「複合知」を駆使するためには、科学技術の全領域の基盤となる知識を身に付けることはもとより、分野を自由に行き来するために、自分自身の基盤となる専門分野の足場をしっかりと築くことが必要です。そのために、学科ごとに、専門選択に結び付く学習の範囲を示す「キーテーマ」が用意されています。学生が「複合知」を修得するためには、キーテーマに用意された数多くの分野の中から、希望する専門に応じた科目を修得することが必要です。そのために、本学の特徴である少人数教育を活かし、学生が教員と相談しながら履修科目の選択や専門への進路が決められるようになっています。また、科学技術英語の教育により、国際的に活躍できる科学者と技術者を育成します。

人間・環境支援型の理工学部−理工融合教育を行ないます

「探求する—理学」「実現する—工学」「活用する—支援」を一体化した本学ならではの「理工融合教育」を実現します。そのため、新3学科の垣根はできるだけ低くし、急速な変貌を遂げている科学技術、多様化する社会に適応できる力を養います。学問・学術の社会的意義を意識した学際的な専門教育を教授します。

既存の学問領域と新しい3学科専門分野の関連性

これまでのオーソドックスな学問分野、機械、電気、数学、物理、化学、生物などは新学問分野の背景となるもので、これまでどおりに内在しています。そのため4年間にわたって物理や数学を勉強することも可能です。また卒業研究でも既存の学問領域や学際領域を対象とすることができます。さらに既存の学問分野は大学院の各研究領域と緊密な連携をもっています。

充実した基礎教育で多角的な視野を養います

1・2年次の必修科目は3学科共通であり、1年次は習熟度別のクラス編成によってきめ細かく行なわれます。講義のほか、実験、演習などを充実させ、「対象」および「教員」との触れあいに重点が置かれ、上智大学の伝統である少人数教育を実践します。また理工学概論などで、例えば、「知的財産権」や「技術と経営」など学科横断的な分野の教育を目指します。

充実した英語教育を行います

全学共通科目の英語の授業は能力別のクラスで行われます。さらに学部のカリキュラムとして、「科学技術英語」が用意されています。系統的に科学技術英語を学ぶことにより、国際競争力のある科学技術者の養成を図ります。

私大随一の少人数教育体制だからできる、進路選択のきめ細かなサポート

自分でプログラムを組み立て、自分で進む道を決めるシステムは、自由である反面、不安も大きいものです。そこで、各学科ごと、専門選択に結びつく学びの範囲として「キーテーマ」を用意。さらに、「チュータリング制度」により、学生と教員が1対1で相談しながら履修科目の選択や専門への進路を決められるようにしています。  こうしたきめ細かな進路ナビケーションができるのは、少人数教育の上智大学ならではのこと。1学年、学生約3〜4人に1人の教員という体制で、学生一人ひとりに対して密度の濃い指導を行います。