女性研究者グローバル育成奨励賞は、理工学研究科の女子学生を対象に、国際的に活躍する女性研究者への第一歩を支援することを目的としており、国内外の研究者と切磋琢磨し、大きく飛躍することが期待されています。国際学会、学術論文などにおいて研究実績をあげ、研究室の指導教員から推薦を得た学生から今年度は7名の応募があり、そのうち5名が見事に表彰されました。
2025年6月2日、上智大学四谷キャンパスにて行われた授賞式では、杉村美紀学長が「今回の賞名にある『グローバル』というのは海外での活躍を指すだけでなく、国内で研究に励み世界に影響を与えていくという期待も含んでいます。広い視点と誰一人取り残さない考えを大切にする上智らしさを持って、社会のため、人のために今後も研究に励んでほしい」と祝辞を述べました。
一人ひとりに学長から賞状と目録が手渡され、受賞学生たちは受賞の喜びとともに、研究の意義、そして意気込みを語りました。
最後に、高井健一理工学研究科委員長は「通常の賞とは異なる時期に授賞式があるのは、皆さんの残り10カ月の研究に大きな期待を抱いているからです。ぜひジャーナルへの投稿を目指し、社会貢献の一翼を担ってほしい」と受賞学生たちを鼓舞し、授賞式を締めくくりました。