情報理工学科と4つのキーテーマ

インターネットの活用は、電子メールやウェブサイトなどからスタートし、SNSやビデオ会議などの新たなコミュニケーション手段に発展し、スマートフォンなどの高性能な情報通信機器の普及（一人一台）とあいまって、デジタル情報を活用した便利な情報社会をもたらしました。また、通信の高速化により、多くの人によって生み出された膨大な情報を世界中に短時間で伝達し活用することが可能になりました。
人間によりやさしい情報社会を実現するため、目的に適した価値のある情報を効率的に利用できる、新しい情報技術の確立が求められています。多くの人や社会が持つ知識、知恵、経験を蓄積できるよう目に見える情報として整理すること、これらの情報を有機的に組み合わせ、必要な情報を適切な形で提供できる情報処理技術も不可欠です。

上記のような幅広い技術を学ぶためには、多くの基礎知識や最新技術を統合的に学ぶ必要があります。そこで、情報理工学科では、下記の４つの分野（キーテーマ）に分け、授業や研究の専門性を明確にして高度な専門教育を実施しつつも、学科を分割せず幅広い分野の学習や研究ができる体制を取っています。

教員、研究テーマ一覧