
化学領域 博士前期課程2年の加来 楓生さんが、日本分析化学会第75年会において、「Analytical Sciences Outstanding Poster Award」を受賞しました。
同賞は、大学院生を中心とする若手ポスター発表者約240名の中から、審査員による厳正な審査を経て選出された上位10%のポスター賞受賞者のうち、特に優れた発表を行った上位6名に授与される賞です。
今回の受賞は、「架橋部に水酸基を導入したジピコリルアミン亜鉛型蛍光プローブとLPSの蛍光応答評価(Y1067)」に関する研究発表が評価されたものです。
受賞にあたり、加来 楓生さんは「このたび、ポスター賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。研究を進める中で多くの方々にご指導・ご協力いただいたことに、改めて感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も研究に積極的に取り組み、さらに成果を発展させていきたいと思います」とコメントしています。
本研究では、大腸菌などの細菌表面に存在する毒素(リポ多糖:LPS)を水中で迅速高感度に検出する分子について、分子構造の違いを考察しました。
リポ多糖を捕まえる部分(金属錯体)と蛍光を発する部分(ピレン)とを結ぶスペーサー部分の化学構造がどの程度検出能に影響するのか、3種の化合物を合成・測定した上で比較考察を行いました。