03 志望動機幼い頃からモノづくりや乗り物、電気に関する現象が好きで、理工系で大学進学を考えていましたが、本当に学び深めたいものは何か、専攻を決められずにいました。そこで、“はじめに電気電子、機械、物理の3つの学問分野の基礎を総合的に学べて、その後に専攻分野を決められる”という本学科の特徴に魅力を感じて志望しました。理工学部での学び実験・演習の授業では、普段机の上で学んでいる理論を現象の観察や測定を通じて実践的に体験できます。理論値との誤差や実験を成功させる方法、なぜそうなるかについて班で考えることで論理力や思考力、リサーチ力が身に付きます。私はこの実験科目や電力系統工学という授業の選択を通して、具体的に何を学びたいか見つけることができ、現在の研究室に入りました。研究室に配属されて飛行機の窓から見る夜景や日常生活でコンセントから取り出す電気が、巨大な電力システムの中で発電所から送電線、変電所などを経て届けられている事実に強く感動し、本研究室へ。私は、北海道から関東までを模擬した発電・送電網に注目し、そこでの再エネの大規模導入や落雷事故など様々な条件を想定したシミュレーションを通じ、巨大な電力システムの解析を行っています。将来の展望私には電力系統に関して知らないこと、分からないことがまだ多くあります。従って、勉学や研究にさらに精進するために博士前期課程への進学を考えています。将来、電力関係の会社もしくは研究機関へ入ることを目指しており、今のところ具体的ではないものの、そこでインパクトある成果や実績を上げたいです。Laboratories坂本研究室(機能創造理工学科)電力系統では、電気エネルギーを安定かつ高効率に使うために様々な制御技術(コントロール技術)が使われており、制御技術はシュミレーションなどの解析技術に支えられています。本研究室では安定で持続可能な電気エネルギーの利用のために、電力系統の解析・制御技術の高性能化について研究しています。K.A 機能創造理工学科 4年 (撮影時2023年度)好きであることは探求の根源、最大の強み
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