上智大学理工学部案内2026
37/44

研究・キャリア高校生に送るメッセージFaculty of Science and Technology 35 を」と改良を重ねるうちに、いつしかモノ作りそのものに強い興味を持つようになっていました。数学や理科は、パズルや謎解きのような存在で、答えが出せなかったときの悔しさと、解けたときの爽快感がクセになり、気づくと夢中になっていました。理工系の大学に進み、新しいものを開発したり、特許を取ったりしてみたいと思ったのは、そんな「面白そう」という気持ちが原点です。ているのかが気になるようになります。普段は当たり前に見ているものが急に面白く感じられ、日常そのものが興味の対象になります。研究では簡単には答えが出ず、遠回りすることもありますが、試行錯誤を重ねて結果にたどり着いたときの達成感は格別です。この「考え抜く面白さ」を味わえるのが、理工系の大きな魅力だと思います。活でも、遊びでも構いません。自分で目標を決めて、うまくいかないときがあっても投げ出さず、最後までやり切ったという経験は、これから生きていくうえで大きな力になります。また、自分がどんなことに夢中になり、何にわくわくするのかを知ることも大切です。答えはこれから変わるかもしれませんが、今の自分を知ることは進路を考えるうえでとても重要です。理工系では英語も欠かせませんので、できれば早めに慣れておくと安心です。ちなみに私は今でも英語と格闘中です。1. 高校生のときに理工系の大学に行こうと思った理由小学生の頃から、紙で立体の迷路を作るなど、何かを作ることが大好きでした。「もっと難しいもの2. 理工系の良いところ、楽しいところ理工系で学んだ知識を使って身近なものを見ると、なぜその動きをするのか、どんな法則が働い3. 今(高校生)のうちからしておいた方が良いこと高校生のうちに、「これはやり切った」と言えるものを一つ作ってほしいと思います。勉強でも、部1. 高校生のときに理工系の大学に行こうと思った理由高校では2年生の時に理系・文系のクラス分けがあり、漠然と理系クラスに入りましたが、そこで2. 理工系の良いところ、楽しいところ理工系の学問は様々な自然現象の有様を考えていくところに魅力を感じています。自然現象3. 今(高校生)のうちからしておいた方が良いこと試験問題の題意を正確に読み取り、素早く解くという訓練は高校生までの間に十分やっているかと1. 高校生のときに理工系の大学に行こうと思った理由単純に数学が好きで,理工系を選びました。高校生の頃は将来どんな仕事に就きたいかまだ2. 理工系の良いところ、楽しいところ理工系では,大学4年生で1年間の卒業研究に取り組みます。各自が研究テーマを定め,自分3. 今(高校生)のうちからしておいた方が良いこと高校生活を全力で楽しんでください。勉強,部活,学校行事,それ以外のことでもかまいません。な化学の成績がたまたま良かったので、理工系の大学進学を目指すこととなりました。もともと小・中学生の時からSF映画・SF小説が趣味で、科学技術の未来を考えるのが好きでした。をもとに基礎理論を作り、データを見ながら何が起こっているのか、どうしてそうなっているのかを考えるのが理工系の楽しいところだと考えます。しかし理論でうまく現象を説明できないときや、思いもよらないデータが出ることはよくあります。その時に科学的なアプローチで問題を検証していくことは、理工系の良いところです。思いますので、情報・データの整理と吟味を丁寧に行うという訓練もやっておくと良いでしょう。また本や映画、海外ニュースや政治・経済の話題、身の回りのできごとの中に、自分の理工系マインドが高まるポイントを見つけたら、それらを覚えておきましょう。いつか自分の実験や研究の中で、それらが参考になるかもしれません。はっきりせず,迷ったら理系という周囲の助言もありました。大学で学ぶうちに,数学や物理などの基礎科目が,科学技術だけでなく社会のさまざまなことにつながっていると知り,面白いと感じました。のアイデアで新しい技術を生み出し,実際のシステムやソフトウェアを開発します。議論しながら自分で考えて研究を進めるのは楽しく,論理的思考力が身につきます。大学院に進学すれば,研究成果を国際会議で英語で発表する機会もあります。世界中の研究者と議論する場が身近なのは理工系の醍醐味かもしれません。にかに一生懸命打ち込んだ経験はきっと財産になります。さらに,理系・文系を問わず,高校生の全教科の基礎をしっかり学んでおくことをおすすめします。幅広い見識は人生を豊かにしますし,多くの社会課題は科学技術だけでは解決しきれず,さまざまな分野の専門家と協力するのにも必要です。理工学部物質生命理工学科長 久世 信彦 教授 理工学部情報理工学科長 萬代 雅希 教授 理工学部機能創造理工学科長 竹原 昭一郎 教授

元のページ  ../index.html#37

このブックを見る