上智大学理工学部案内2026
28/44

2314横田 幸恵 准教授微量分析チップの開発研 究 例貴金属ナノ粒子を用いた光触媒の開発26 Laboratories貴金属ナノ粒子を用いた新しい機能材料や光触媒を開発する研究室1合成した貴金属ナノ粒子を暗視野顕微鏡で観察しています。 2合成した貴金属ナノ粒子の吸収スペクトル測定を行っています。 3ナノ粒子合成に使う試薬を、天秤を使って正確に量り取っています。 4実験の合間に、学生室で研究室の学生と客員の先生とともに、実験の合間に研究の話などをしながら理解を深めています。貴金属ナノ粒子を用いて可視光や赤外光を効率的に化学反応に利用できる光触媒の開発を目指しています。貴金属ナノ粒子を用いて微量の試料からラマン散乱および赤外吸収を同一基板上で検出可能な高感度分析チップの構築を目指しています。ナノメートル(10-9 m)サイズの貴金属ナノ粒子は、私たちの目には貴金属の色とは全く異なる色に見えます。例えば金の場合、金色ではなく鮮やかなな赤色に見えます。これは、粒子のサイズが光の波長よりも小さくなることで、光との相互作用が大きく変化するためです。貴金属ナノ粒子は、色だけでなく、波長よりも小さな空間に効率的に光を閉じ込めることができるため、自然界にはない光の性質を持つ材料、弱い光を用いた化学反応への応用や微量成分を高感度で分析する技術など様々な応用が期待されています。私たちの研究室では、ナノ粒子の形状やサイズ、粒子の並び方(配列)を精密に制御することで、光と物質の新しい関係を探求しています。ナノメートルの世界を自在に操ることで、未来のテクノロジーを支える革新的な材料の開発や技術を生み出すことを目指しています。■ 横田幸恵研究室(物質生命理工学科)研究室紹介

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る