理工学部の学び3学科の特長大学院の領域Faculty of Science and Technology 17レーザー科学情報・通信、医療、エネルギー、基礎科学から電化製品に至るまでさまざまな場面で応用され、我々の生活に無くてはならないものとなっているレーザーについて、その原理や特性を理解し、利用するために必要な知識を習得する。天然有機化学多様な生物活性と複雑な構造をもつ、自然界が創出する有機化合物を人工的に化学合成する方法を学ぶ。機能性高分子電子・イオン伝導性、発光、超強度、生体適合性などの特異な性質・機能を持つ高分子材料の合成方法、および燃料電池、電界発光素子、人工心臓などへの応用を学ぶ。熱エネルギー変換内燃機関を例に、熱エネルギーが動力に変換されるプロセスや、エネルギー効率の最大化を試みる際にこの効率を左右するパラメーターについて理解を深める。物質科学入門物質を構成する個々の原子や分子が巨視的な数集まることによる現象を対象とする。電子デバイス・材料物性の基礎となる項目を学び、最新の科学トピックスにも随時触れる。ロボット工学ロボットの運動の解析と抑制に関する基本知識を修得する。特にロボットの運動学と軌道プランニング、ロボットの姿勢制御と軌道追従制御の基礎を理解する。ニューラルネットワーク生成AIなど現在の人工知能の基盤となっているのは、ニューラルネットワークという機械学習のモデルです。この講義では、人工知能の技術を理解するのに必要な知識の修得を目指します。信号基礎論情報を伝達する信号について、基本的な情報理論(情報量や符号化など)から、実際の情報通信で活用されるさまざまな技術(フーリエ変換や信号解析など)までを学ぶ。情報システム工学情報システムを構築する際に検討すべき要件にそって、目的・定義、種類、形態、処理単位、構成要素、開発形態などについて、理論的・体系的に理解を深める。代数学(ガロア理論)方程式の解法理論から生まれた「数学の華」、現代の数学のさまざまな理論の基盤であり、暗号・符号の理論などを通じて情報数理にも活用されているガロア理論の基礎を学ぶ。植物バイオテクノロジー植物の組織培養、遺伝子導入技術、遺伝子組換え作物の開発、さらに現在も同時進行形で続いている安全・技術上の課題をテーマとして、遺伝子工学の知識を深める。進化系統学現在の地球上に生息する多様な生物は環境に適応しながら進化してきた。これらの生物がどのようにして生じたのか、その進化のプロセスを遺伝子と関連付けて学ぶ。ソフトマテリアル液晶、ゲル、界面活性剤など、固体と液体の中間の性質をもつソフトマテリアルについて、その特有の性質を化学構造・物理状態に関連づけて学ぶ。パワーエレクトロニクス電車やロボット等のモータ駆動や、再生可能エネルギーなど、電力を取り扱う近年のあらゆる装置に用いられている、電力用半導体を用いた電力変換制御技術であるパワーエレクトロニクスについて学ぶ。光エレクトロニクス半導体レーザー、光検出器など光エレクトロニクス素子の基本構造と動作原理、および光ファイバー通信などの装置やシステム応用に関して学ぶ。設計工学ユーザーニーズに基づく新たな装置やシステムを実現する設計・開発について、要求された性能や機能を満足させる工業的な解を導き出すプロセスを具体的に学ぶ。音声・音響工学音や音声の情報処理、物理的側面のみならず、音響学全般を学びます。聴覚科学から音声生成の理論、マイクロフォンやスピーカーの仕組み、音楽や楽器、ホールや部屋の響き、超音波に至るまでを対象とします。情報通信工学信号を電波で伝送するための変復調方式などの基礎技術から、携帯電話や無線LANにおける伝送方式やネットワーク構成と、実用サービスへの応用について学ぶ。生産工学工場レイアウトや生産ラインの設計など、原材料から製品までの物の流れに関わる工程システムと、生産計画や在庫管理など、情報の流れに関わる管理システムについて学ぶ。幾何学(多様体論)多様体とは、地球の表面のように局所的に地図で位置を表すことのできる空間である。局所的な幾何構造をつなげて空間全体を理解するのに必要不可欠な、多様体上の微分積分学を学ぶ。医薬品化学(生体分子と薬の有機化学)医薬品などの開発に有用とされる、ヘテロ原子由来の物性や反応性、機能特性をもつ有機化合物の合成法などについて学ぶ。生物物理学生命現象やそれを司る化学反応を物理学の手法で理解するのが生物物理学。講義では生体高分子の立体構造と機能の関係を原子・分子レベルの視点で理解する力を養う。細胞機能工学単純な体制と小さなゲノムを持つにも関わらず、多様な代謝経路を持つ微生物を中心に、環境管理や人間生活にとって有用な物質生産能力、代謝などの諸過程とその応用について学ぶ。電力系統工学発電所・送電設備・変電所・配電設備・需要家などからなるシステムを対象とし、電力系統の特性・電気エネルギーを安定に利用するための制御・経済性と信頼性の考え方を学ぶ。量子統計力学低温での物質、ミクロな物質の理解に必要不可欠な、量子力学に従う粒子集団の扱い方を学ぶ。金属や半導体の例などをあげ、物質の理解を深める。低温・超伝導物性学超伝導現象を理解するために、低温での電気伝導特性と超伝導の基礎を学ぶ。また、超伝導材料の設計の元となる知識を習得する。次世代のエネルギーを担う工学的応用についても学ぶ。福祉情報学情報の観点から、障がい者支援について理解を深める。聴覚障がい、発声障がいをもつ人とのコミュニケーション方法や、現代の福祉・医療と情報との関わりなどを検討する。コンピューティングアーキテクチュア複数のコンピュータが情報ネットワークを介して協調動作することで、高度なサービスを提供するネットワークコンピューティングについて学ぶ。シミュレーション工学現実を仮想環境で再現し、各種の実験を行うシミュレーション技術について、離散型や連続型などのシミュレーションの種類、シミュレーションの妥当性など、多角的に学ぶ。数理ファイナンス基礎為替、金利、派生商品、保険などの金融実務やリスク管理で活用される数理ファイナンス。確率論の基本的概念を利用し、オプション価格の決定を中心とした基礎を学ぶ。キーテーマの専門科目の例生物科学化 学応用化学物理学機械工学電気・電子工学情報学数 学伝統的学問体系とは異なる新しい学科構成。どの学科を選択すればよいか、高校での得意科目と、大学院へ進学したときの専攻領域を参考にしてください。
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